業務用エアコンの疑問をプロが分かりやすく解説

業務用エアコントピックス

なぜ、業務用エアコンの工事費や標準価格がないのか?
業務用エアコン
業務用エアコンを設置する際には、工事費がかかります。通常多くの業者では業務用エアコンの場合、標準工事費というものを設けていない場合が多いです。
R22の冷媒ガスを使っている業務用エアコンには注意が必要
業務用エアコン
現在使用している業務用エアコンで、冷媒ガスとしてR22が使われているというものには、注意が必要です。このR22という冷媒ガスについては、2020年に生産が終了となります。
業務用エアコンのリモコン操作なしでも消し忘れを防ぐ
業務用エアコン
業務用エアコンを使用している人で、1度はやってしまったことがあるのが、つけっぱなしにしてしまったということでしょう。業務用エアコンの無駄は電気代に大きく反映されてしまいます。
既存の業務用エアコンを10年以上使用するリスクについて
業務用エアコン
業務用エアコンの寿命は約10〜15年程度と言われています。現在既存の業務用エアコンを10年以上使用しているという場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?

業務用エアコンを業者に見積依頼する方法とは

業務用エアコンを新規で会社やお店に導入するという場合や、既存の業務用エアコンを入れ替えたいという場合、どこに見積依頼をすればよいのかわからないという人がかなり多くいます。現在では、そのような見積依頼をする際にはインターネットを使って行うというケースが非常に多いです。

 

インターネットを使って見積依頼をするという以外には、FAXでの見積、電話での見積という方法もあります。見積依頼をする際には、出来るだけ早く正確な金額を知りたいと考えるでしょうが、すぐに出る見積はあくまでも概算での見積になります。正確な見積については、業者が1度現場を見てその状況に応じて、必要な工事、必要な資材、さらには業務用エアコンを設置する場所なども検討するので、その状況を踏まえた上でないと出ません。

 

それぞれの現場によって状況が異なるので、このようにどうしても1度現場を確認しないと正確な見積が出せないのです。業者に見積を依頼したいと考えている方は、業者に見てもらわないと正確な金額が出ないということをしっかりと覚えておくようにしましょう。見積の際は、業務用エアコンの本体価格と工事費それぞれの金額をしっかりと確認しておきましょう。金額でトラブルにならないようにするためにも必ず確認しましょう。

業務用エアコンの業者選びの際には対応地域を確認しよう

設置する業者を選ぶ際に、注目したいのが対応している地域を確認するということです。業者によって対応している地域が異なります。全国対応の業者もありますし、一部の地域のみが対象となっている業者もあります。なぜ、対応地域を確認するかというと、業者が遠くから来るという場合にはその分工事費用が高くなるためです。

 

逆に言えば、近くの業者が来てくれるのなら、その分工事費用が安く済みます。そのためにも、対応地域の確認は必ず行っておくようにしましょう。インターネットなどで工事を依頼するという場合には、一番近いところにいる業者に依頼したいという風に伝えれば伝わりますよ。業者を選ぶ際には、どのようにして選ぶのかということですが、インターネットで選ぶという場合には、実際にその業者を利用した人の評価、口コミなどを参考にしてみるのもよいでしょう。もちろんインターネット上ということからすべてが正しい情報であるとは限りませんが、インターネットを通して業者を選ぶという際には、重要な目安の1つになるでしょう。業者選びに迷ったらまずは、対応地域を確認して一番近いところの業者に依頼するのがおすすめですよ。

業務用エアコンから発生するニオイの原因とは?

業務用エアコンを運転したら、業務用エアコンの内部からとても嫌なニオイがしたなんて経験ありませんか?フィルターを定期的に綺麗にしているのに、なんでこんなに臭うの?と不思議に思っている人も多いでしょう。この嫌なニオイはどこから発生するのでしょうか?原因は色々ありますが、一番大きな原因は業務用エアコンの内部にある熱交換器の湿気によってカビが発生してしまうということです。業務用エアコンの場合には冷房運転を行うと結露が発生します。この結露はカビにとってとても良い環境となってしまいます。この状態で、さらに汚れやゴミなどが付着するとカビが成長してしまい、業務用エアコンの内部から嫌なニオイが発生してしまうことになるのです。

 

そのため、業務用エアコンの内部の熱交換器をずっと清掃しないでいるとそこにカビが発生して嫌なニオイを発生させることになります。このようなカビが発生しているという場合にはまずは、このカビをすべて綺麗に取り除くということが大切です。業務用エアコンの内部については自分で綺麗にするということは難しいので、専門の業者に依頼をして綺麗にしてもらうとよいでしょう。

業務用エアコンが運転しない場合

業務用エアコンを運転しようとしたら、運転することが出来なかったという場合どうすればよいのでしょうか?まず、業務用エアコンが運転しないという場合にはフレーカーが上がっているか確認しましょう。ブレーカーは電灯のブレーカーとは別で、動力の電源を使用しているので、違う場所にあるという場合もあります。ブレーカーが落ちていないか確認してみましょう。

 

また、リモコンがワイヤレスリモコンであるという場合には、リモコンの電池が切れているという可能性もあります。電池を交換してみましょう。また、ワイヤレスリモコンの場合には電池の他、リモコン自体が壊れているという可能性もありますので、赤外線が出ているか確認してみましょう。

 

その他でチェックしておきたいのが、リモコンにエラーコードが表示されていないか?ということです。リモコンにエラーコードが表示されているという場合には、そのトラブルを解消してエラーコードを消さないと運転することが出来ません。修理が必要な場合には、専門の修理業者に依頼して修理をしてもらうようにしましょう。業務用エアコンが突然運転しなくなるととても不安に感じてしまいますが、まずは落ち着いて色々なところをチェックしましょう。

業務用エアコンが複数台ある場合には集中リモコンでまとめて節電しよう

業務用エアコンが複数台設置されているという場合には、集中リモコンを使用してまとめて節電するようにするのがよいでしょう。機種やメーカーなどによっても操作方法や出来ることが異なりますが、例えば、集中リモコンを使って設定温度範囲を制限するという方法があります。設定温度を1℃変更するだけでも約10%の節電になるということはよく聞きます。あらかじめ設定温度を制限してしまえば、冷やし過ぎ、暖めすぎを防げますし、節電になります。

 

また、集中リモコンにてスケジュール設定を行うのもおすすめです。例えば会社などで利用するという場合には、あらかじめ仕事の終わる時間が決まっているという場合が多いでしょう。そのような場合には、終業時間にあわせて一斉に空調が停止するように設定しておけば業務用エアコンの消し忘れを防ぐことが出来ますし、無駄な電気代を節約することが出来ますよ。機種などによっても異なりますが、週ごと、季節ごと、年間スケジュールなどの設定を行うことが出来るので、上手く活用すれば節電に大きく貢献してくれることでしょう。集中リモコンを使うと台数が多くても簡単に1つのリモコンで管理、設定を行うことが出来るということが大きな魅力です。

業務用エアコンの疑問をわかりやすく解説

業務用エアコンのフロンガスはなぜ回収するの?

 

既存の業務用エアコンを撤去する場合には、まずはその中に入っているフロンガスをすべて回収することから始めます。そもそもなぜ、フロンガスを回収する必要があるのでしょうか?抜くのであればそのまま放出してはいけないのでしょうか?放出してしまったほうが早く処理が出来そうな気もしますが、どうなのでしょうか?

 

まず、フロンガスをみだりに大気中に放出することは禁止されています。そのような行為をすると処罰を受けますので、絶対にそのようなことをしてはいけません。フロンガスはオゾン層の破壊、地球温暖化などに大きく影響を与えていると言われています。つまり、そのまま放出してしまうと地球環境に悪影響を及ぼすことになってしまうのです。そのような理由から、必ず業務用エアコンを処分する際には、冷媒ガスを回収して破壊処理などの適切な処理を行う必要があります。

 

このように回収するのは、なぜなのか?と疑問に思っていた人も多いかもしれませんが、地球環境を守るためということがわかったでしょう。これから、既存の業務用エアコンを処分するという人は、ガスを回収する必要があるということをしっかりと覚えておきましょう。

 

業務用エアコンの設置でよく聞く現地調査って何するの?
業務用エアコンを設置する際によく聞くのが、現地調査というものです。この現地調査って具体的に何をするの?と疑問に感じている人もいるでしょう。この現地調査は、正確な見積をするために重要なものになります。また、この現地調査において業務用エアコンの室内機と室外機を設置する位置などを決めます。

 

また、設置する際に必要な工事を確認します。既存配線、既存配管、ドレン配管、ブレーカーなどの確認、室外機や室内機の搬入経路の確認なども行います。この確認をしておかないと、工事をする際に時間がかかってしまいます。また、天井などの状態を点検口などを使って調べます。現地調査においては、必ず施主が立ち合って行います。工事をする際のトラブルを防ぐためです。現地調査において疑問点や不明な点があれば確認するようにしましょう。また、他にも要望があるという場合もそのことを伝えておきましょう。

 

現地調査にかかる時間については、現場によって異なりますが約30〜60分程度を想定しておくとよいでしょう。業務用エアコンの場合には、それぞれの現場の状況によってかかる工事費用が異なりますので、現地調査にて確認をしてもらい正式な見積を出してもらいましょう。

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